暗記の秋!記憶を定着させる勉強法

秋は「暗記の総仕上げ」を行う時期です。中学受験では漢字や語彙、地理・歴史の知識、高校受験では英単語や理科・社会の基本事項、大学受験では英単語や古文単語、世界史・日本史の用語など、覚えることは山のようにあります。秋に暗記の基盤をしっかり固められるかどうかで、過去問演習など冬以降の勉強の手応えが大きく変わります。
まず、すごい塾の生徒が実践している暗記方法を紹介します。

《暗記のプロセス》
① 1日何単語覚えるか、ペースを決める
② その日に覚える範囲の単語の意味を即答できるか確認する
③ 答えられなかったものを10個程度のブロックに分け、狭い範囲で覚える
④ 一通り覚えたら、単語の意味を一語一訳答えられるかテストする
⑤ ④で間違えたものや解答に時間がかかったものを再度覚えなおす
⑥ 覚えなおしたら、再度間違えたものだけでテストを行う
⑦ すべてが正解するまで上記の作業を繰り返す
⑧ 一回10個が全問正解になったら、次の10個へ進む
⑨ 同じように全範囲終了まで進め、最後に全範囲を確認
このやり方だと、「覚えていないもの」を優先して覚えられるので、暗記にかける時間を短縮することができ、効率的です。

次に取り組んでみてほしいのが、アウトプット型の暗記です。見て覚えるだけでは定着しにくいため、必ず「思い出す作業」を入れましょう。英単語を声に出す、歴史の年表や図版を見ながら自分の言葉で説明する、地理の知識を自分で地図に描いてみるなど、工夫次第で効果は倍増します。特に入試本番は「思い出す力」が試されるので、普段の学習からのアウトプットを重視しましょう。
また、語呂合わせやイメージ記憶も有効です。歴史の年代をリズムに乗せて覚えたり、英単語を身近な出来事と関連付けたりすると、記憶が長持ちします。「これは自分しか分からない覚え方」という方法でも構いません。むしろオリジナルな工夫ほど忘れにくく、学習が楽しくなるかもしれません。

暗記は「やった時間」よりその「深さ」がものを言います。せっかく覚えてもすぐに忘れてしまうようでは意味がありません。今のうちに“覚える体力”を鍛えておけば、冬の過去問演習で一気に力を発揮できます。この秋は「暗記の秋」として、小さな積み重ねを大切にし、知識を本番で使える武器へと育てていきましょう。

毎日の積み重ねが、入試本番の自信につながります。小さなルールを守り続けて、大きな結果を手に入れましょう。