こんにちは。すごい塾アプス校です。
今回は家政系編の第2回、学問発見をテーマにしてきた記事も最終回です。自分の関心ごとから学問分野を知り、何を学ぶのかを知ってその先の大学を選んでいきましょう。
★関心ワード「遊び」「保育」「幼児教育」
⇒児童学
児童学は、幼児・児童の心身の成長と発達を様々な角度から分析して子どもの成長にとって望ましい教育や生活環境について研究する学問で、子どもたちとの交流も通して子ども達が抱える問題を捕らえる臨床的な研究も行われています。
児童学の主な研究分野は5つ。
1.「児童心理学・発達心理学」子どもの発達に応じた心理と行動の関係性を研究します。
2.「児童教育学・保育学」児童教育の在り方を家庭や地域社会全体から考えます。
3.「児童福祉学」児童の育成で生じる問題の副詞的側面からの解決を模索するとともに児童福祉の理念を学びます。
4.「児童保健学」児童の心身の健康について学びます。
5.「児童文化・環境学」子どもとその生活環境の関連を研究します。
【児童学の研究事例】
・雑誌『幼児の教育』の明治・大正期における「お話(絵本)」に関する研究―日本の黎明期の保育とその時代背景との関係に着目して―(東京家政大学大学院児童教育学専攻)
・「「子どもの貧困」問題はどのように捉えられてきたのか―2000年代以降の新聞社説に焦点を当てて」(お茶の水女子大学文教育学部)
・絵本と登場キャラクターの関係性―多くの人に愛される絵本のヒミツ(東洋英和女学院大学人間科学部)
★関心ワード「インテリア」「睡眠」「設計」
⇒住居学
住居学は、生活の場である居住空間に関わる全般を学び豊かな住環境の実現を目的とする学問です。その主要分野は「設計・デザイン系」と「住文化系」に大別されます。
「設計・デザイン系」では建築学とも関係しながら、構造力学や住人のライフスタイルを反映した間取りなどの住宅計画・住環境を設計する工学的な分野です。「住文化系」は、住環境の在り方をライフスタイルの側面から考え、家政学や生活文化学的な視点で研究を行います。
最近では、高齢者や障がい者の生活に不便な段差や障害を取り除いたバリアフリーや、すべての人にとって使いやすいユニバーサルデザインを取り入れた住環境が求められるようになっていたりとすべての人が豊かで快適に暮らせる空間づくりの研究がテーマとなります。
【住居学の研究事例】
・鎌倉における近代別荘の立地に関する研究(日本女子大学家政学部)
・ルームシェアからみる生活スタイルに関する研究(昭和女子大学環境デザイン学部)
・現代的な社会現象としてのシェアハウスの実態(筑波大学人間総合科学研究群)
★関心ワード「SDGs」「お金」「食品」
⇒生活科学
生活科学は、人間の生活に関わる具体的な問題を対象とし、「衣・食・住」を中心とする生活全体の快適性や社会とのかかわりを視野に入れた幅広い学問です。被服学、食物学などの生活科学・技術領域、住居学、環境デザイン学などの生活環境療育、児童学、生涯発達学などの人間発達領域、家族や家庭の問題を社会学・経済学・法律などの観点から研究する生活経営領域、生活を文化的な側面から研究する生活文化領域、福祉的な側面から研究を行う生活福祉領域などの分野があります。
【生活科学の研究事例】
・手作り弁当における配色と見た目のおいしさについて(大阪教育大学教育学部)
・エコタウン政策の現状と課題-埼玉県所沢市を事例に-(東京女子大学現代教養学部)
・PMDD傾向のある女子大学生の睡眠の問題と心理的柔軟性の関連(東京家政大学人文学部)
★関心ワード「筋力」「温泉」「陸上競技」
⇒スポーツ・健康科学
スポーツ・健康科学では、競技スポーツの競技者や指導者・トレーナーなどの人材育成だけでなく、子どもから高齢者までの心身の成長や健康の増進が研究テーマです。スポーツ施設やスポーツイベントの運営・企画・マネジメントなども学べます。
スポーツ・健康科学の研究領域は4つに大別されます。
1.「学校体育系」学校体育の教師の育成を目指します。
2.「トレーニング科学系」競技選手、コーチ、トレーナーを目指しコーチングや科学的トレーニング理論を学びます。
3.「健康科学・スポーツ医学系」健康の維持増進、スポーツ障害の予防、リハビリなど医学的な分野む含めて総合的な観点から研究を進めます。
4.「社会体育系」地域社会でのスポーツ指導者、スポーツインストラクター、スポーツ施設の運営などを目指すための専門知識や技能を目指します。
【スポーツ・健康科学の研究事例】
・ビタミンCの摂取が運動パフォーマンスに及ぼす影響(立命館大学スポーツ健康科学部)
・日本のeスポーツの現状と課題(順天堂大学スポーツ健康科学部)
・強度の軽い運動遊びが、心身の健康と地域づくりの推進に与える影響(順天堂大学スポーツ健康科学部)
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