こんにちは。すごい塾アプス校です。
学問発見シリーズの5回目からは、社会科学の学問分野や実際の研究内容などについて書いています。自分の関心ごとから学問分野を知り、何を学ぶのかを知ってその先の大学を選んでいきましょう。
★関心ワード「多様性」「政治」「ダンス」
⇒社会学
社会学は「集団の一員としての人間」という観点から個人を取り巻くあらゆる社会関係やその中での人間の営みを探究し、人間の行為とその意味を客観的に分析します。家族や学校、企業、地域社会の問題から、都市、社会、メディア、文化、国際社会、人類のテーマまで多彩であり「人間の集団と関わりのある事象」はすべて社会学の研究対象です。
また、社会学は研究対象が幅広く、「格差問題」「非正規雇用」「ジェンダー」「テロリズム」「SNS」「まちづくり」など、社会に起こっている現象や問題を取り上げて分析し提言や注意喚起も行っていきます。情報収集のためのアンケートやインタビューなどを行うフィールドワークも重視する特徴があります。
【社会学の研究事例】
・同人誌の社会学-コミックマーケットから見る同人誌市場の成立(東京大学文学部)
・「京都らしさ」とは何か-名所推移からの考察(同志社大学社会学部)
・マッチングアプリにみる後期近代の恋愛観 -「ときめき」と「代替可能性」に着目して-(明治学院大学社会学部)
★関心ワード「対話」「生活」「社会問題」
⇒社会福祉学
社会福祉学は、超高齢化・少子化・格差の拡大が進む日本において重要性の高まる福祉について理論と実践をトータルに学ぶ学問です。都市社会の環境整備、医療福祉制度や法律の整備、具体的なソーシャルサービスから社会全体を視野に入れた理論まで、政治、法律、社会、医療などの側面から幅広く研究します。
また、社会福祉の理論を学ぶだけではなく、社会福祉士や精神保健福祉士などのソーシャルワーカーや介護福祉士、ケアマネージャーなどの資格を取得し社会的な弱者を支える人材の育成も行います。
【社会福祉学の研究事例】
・コロナ禍において大学生はストレスとどのように関わってきたのか-生きづらさからウエルビーイングに向けて(明治学院大学社会学部)
・現在・過去・未来、スマートな自分時代を生きる!!! ~LGBTQへの社会福祉学的考察~(大妻女子大学人間関係学部)
・わが国における男性の育児休業取得促進策に関する考察(駒澤大学文学部社会福祉学専攻)
★関心ワード「環境問題」「自然」「動物」
⇒環境学
環境学では、水や大気、土壌や気温、自然や景観名地、人間と環境の関係を掘り下げて研究します。これまでは自然科学系の学問で研究されてきましたが、環境問題は経済や法律、社会制度とも絡み合っているため、最近では人文・社会学系のアプローチによる研究も行われるようになってきていました。人文・社会学的アプローチでは環境と人間生活とのかかわりを考えるための法整備や政策立案、経済的な側面からの問題解決の探究や仕組みづくりなどのテーマが研究対象になります。また、理系的アプローチでは既存の自然科学的分野に加えて環境計画学や環境デザイン学なども学びます。ゴミ処理やリサイクルといった身近な問題から酸性雨や温暖化、PM2.5といった地球レベルの問題までのさまざまなテーマが研究対象になります
【環境学の研究事例】
・小学生を対象にした食育が食や食品ロスに関する意識におよぼす影響(滋賀県立大学環境科学部環境政策・計画学科)
・環境報告書による環境経営指標の分析:ビール会社を事例に(日本大学生物資源科学部)
・F1の歴史と世界の地球温暖化に関する取り組みによる影響(法政大学人間環境学部)
文理選択、大学選択、勉強法・・・勉強に関する悩みがあるひとは、気軽にお近くの校舎までご相談ください。受験方式について悩んでいる方や、学校推薦型・総合型選抜の受験をしたい方もぜひ(*’▽’)
次も、社会科学編です。お楽しみに!

