こんにちは。すごい塾アプス校です。
学問発見シリーズの4回目です。前回に続き、人文科学系の学問分野や実際の研究内容など書いていきます。まずは自分の関心ごとから学問分野を知り、何を学のかを知ってその先の大学を選んでいきましょう。
★関心ワード「教師」「小学校」「学校教育」
⇒教育
「教育」という学問は、学校教員の養成だけでなく学校・職場など社会全体から個人に及ぶまであらゆる場面での教育のメカニズムの在り方を学び研究する学問で、「教育学」「教員養成」「総合科学課程」の3つに分かれます。「教育学」は、人間の発達や教育制度、教育政策など教育の在り方について学ぶとともに学校教育の諸問題と解決方法も研究対象となります。「教員養成」は、学校教員になることを主目的にして教員免許の取得に必要な科目を学びながら生徒指導のための専門知識や技術を学びます。「総合科学課程」は、教員免許の取得にこだわらず、その時代の社会の要請に応えて生涯教育・情報化・国際化・文化・芸術・スポーツなど幅広い分野での教育を総合的に研究する学問です。
【教育学の研究事例】
・教師から見た生徒の個性―中等教育学校の授業観察とインタビューから―(東京大学教育学部)
・現代日本社会における「庇護性」―宮崎駿監督『となりのトトロ』を事例として―(大阪大学人間科学部)
・女子用スラックス制服の普及に関する研究―高校の普及状況と女子生徒の認識に注目して(お茶の水女子大学文教育学部)
★関心ワード「CG」「イラスト」「カワイイ」
⇒美術・デザイン・芸術学
デザインの分野では、さまざまな表現手段を通して社会に働きかける感性と表現技術を磨きます。美術や写真・映像・建築などのいくつもの系統があり、いずれもデッサンなど実技の指導が重視される一方で豊かな感受性と創造性の習得のために関連する幅広い分野の知識や教養も求められます。美術の分野では油絵や版画、彫刻を扱い、デザインは印刷物やWebサイト、工業製品といったより生活に近いものを対象とします。芸術学は、芸術史と芸術理論を学び芸術の本質を学問的な見地から研究します。また、「美とは何か」を考える美学分野や美術・芸術に対する意識が時代や地域によってどのように変わってきたのかを体系的に学ぶ美術史研究の分野もあります。
【美術・教育・芸術学の研究事例】
・屏風の役割と絵画表現の関係性(武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科)
・没入型デジタルアートと芸術体験についての一考察(東洋大学国際観光学部)
・コミュニティの視点から防災まちづくりを考えよう(長岡造形大学造形学部)
★関心ワード「芸術」「楽器」「作曲」
⇒音楽
音楽は、音楽を学んで演奏家・指揮者・作曲家など音楽のプロフェッショナルを目指す学問分野で、どの分野でも音符を読む・楽譜を書くといった音楽の基礎を学びます。声楽や器楽演奏の専攻ではさまざまな音楽理論と演奏法を学びます。また、音楽の本質や歴史を理論的に研究し音楽を教えるための専門知識や技術を学ぶ分野もあります。さらに、音楽を教えるための専門知識と指導法の習得を目指す音楽教育や音楽イベントの運営や音楽ビジネスを学ぶコースもあります。
【音楽の研究事例】
・東京ディズニーシーにおける背景音楽がもたらす効果(フェリス女学院大学文化表現学科音楽・身体表現専攻)
・世界を動かすK-POP(明治学院大学文学部芸術学科)
・ごはんに合う音楽の研究に向けた試論:食事環境にBGMが与える影響に関する質的研究(九州大学芸術工学部)
文理選択、大学選択、勉強法・・・勉強に関する悩みがあるひとは、気軽にお近くの校舎までご相談ください。受験方式について悩んでいる方や、学校推薦型・総合型選抜の受験をしたい方もぜひ(*’▽’)
次回からは社会科学編になります。お楽しみに!

