英検とTOEICは

こんにちは。
私立入試がひと段落し、進学先が決まった方もいる頃かと思います。
大学に入学するまであと1ヶ月ありますが、英語を猛勉強して、英検やTOEICに挑戦してみる良い機会です。英語の検定試験では、英検とTOEICが広く知られていますが、それぞれ特性が異なります。今回の記事は、英検とTOEICの違いについて書いていきます。

《英検とはどんな試験なのか》
英検は、正式名称を実用英語技能検定と言います。幅広い世代が受験する国内最大級の英語検定試験で、1級から5級まで7つの級があります。身の回りの日常会話から教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定した4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)のバランスを重視した問題構成です。3級以上は一次試験と二次試験に分かれ、一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能の筆記試験を行い、二次試験はスピーキングの試験を行います(一次試験合格者のみ)。

《TOEICとはどんな試験なのか》
TOEICは、国際的に認知された試験で、リーディングとリスニングで評価します。英検とは異なりビジネス英語に焦点を当てた試験です。TOEIC L&Rはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)の合計約2時間で200問に答えるマークシート方式です。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
《英検をおすすめする人》
・受験を有利にしたい学生
英検は日本国内での認知度が高く、多くの大学や高等教育機関が入学試験の一環として英検の成績を受け入れています。総合型選抜入試や推薦入試では英検の成績が重要な評価基準となり、受験を有利に進めたい学生には非常に有益です。また、特に私立大学で英検利用試験の導入も進んでいるので英検の級を持っていると大きなメリットがあります。
・実践的な英語力を身につけたい人
実際の英語使用場面に近い試験内容なので、日常会話やビジネス英語における表現力を身に着けることができます。ビジネス・旅行・留学などで英語を使用する機会が多い人や、実践的な英語力を身につけたい人は、英検に合格することで自身のスキルを証明し、英語を使う機会に自信を持って取り組むことができます

《TOEICをお勧めする人》
・海外留学をしたい人
海外の大学や教育機関が留学生を受け入れる際、TOEICのスコアを参考にすることがあります。TOEICはビジネス英語を中心とした試験であるため、留学先での学問や研究においてスキルを証明できる資格です。高いTOEICスコアは留学先での学習をスムーズに進めるための自信にもつながります。
・就職活動をする大学生
現在、多くの企業が新卒採用時にTOEICのスコアを要求しています。TOEICは英語スキルを定量的に評価するための国際的な試験であるため、企業が応募者の英語能力を客観的に判断するツールとなっています。就職活動を有利に進めたい大学生はTOEICを受験して高いスコアを取得することで、英語スキルをアピールすることができます。
・転職・キャリアアップしたい社会人
多くの企業が社員の昇進や転職時の採用基準としてTOEICのスコアを重視しています。
TOEICの高いスコアは海外とのビジネスや国際的なプロジェクトへの参加、海外転勤への対応能力を示す証拠となります。

大学受験においても、就職活動においても、その先の社会生活でも英語のスキルは役に立つものです。せっかく時間が取れるこの機会に英検またはTOEICの勉強を始めてみましょう!