こんにちは、すごい塾アプス校です。
高専の推薦入試の内定発表が行われました。合格した生徒さんは、おめでとうございます。
残念ながら不合格だった生徒さん、まだまだ入試は続きますので諦めずに最後まで挑んでいきましょう!
今回から、4回に分けて高専についての記事も投稿していきます。第1回目の記事は「高専生は1年生から躓きやすい」問題についてです。
「高専はレベルが高い」とよく言われますが、実際に多くの高専生が最初に壁を感じるのは1年次です。
中学時代は成績上位だったはずなのに、
・授業が分からなくなった
・テストで思うように点が取れない
・勉強への自信を失ってしまった
そんな声を耳にすることも少なくありません。
では、なぜ高専生は1年次につまずきやすいのでしょうか。
《学習内容と進度が「想像以上」に変わる》
高専の1年生は、学年だけ見れば高校1年生相当です。しかし、実際の学習内容は大きく異なります。
数学や物理は、公式を覚えて当てはめる学習ではなく、原理を理解し、自分で考えて式を扱う力が求められます。さらに、1年次から専門科目が始まるため、「まだ基礎固めの時期」という感覚ではいられません。
そのため、中学まで「勉強が得意だった」生徒ほど、今までのやり方が通用しないことに戸惑うケースも多いのです。
《授業が「一度で分かる」前提ではない》
高専の授業は、大学に近いスタイルです。
・授業スピードが速い
・予習・復習をする前提で進む
・授業中に完全理解できなくても次に進む
つまり、「その場で全部分かる」ことは想定されていません。
ところが1年生の多くはその感覚に慣れておらず、分からないまま放置 → 積み重なって手が付かなくなるという流れに陥りやすくなります。
《「自分で管理する学習」への急な移行》
中学校までは、宿題の管理や声かけが手厚く、自然と勉強ペースが保たれていました。
一方、高専では
・課題は出るが細かく管理されない
・成績不振でもすぐにフォローが入るとは限らない
・勉強計画は基本的に自己責任
という環境になります。このため、学力そのものよりも自己管理力の差が、成績差として表れやすくなります。
《周囲のレベルが高く、自己肯定感が下がりやすい》
高専には、各中学校で成績上位だった生徒や、理数系が非常に得意な生徒が集まります。
その環境の中で、
「自分はできない方なのでは」
「こんな質問をしたら恥ずかしいかも」
と感じ、質問や相談をためらってしまう学生もいます。
しかし実際には、多くの学生が同じようにつまずいており、声に出ていないだけという場合がほとんどです。
《生活環境の変化も影響する》
学習面に加えて、
・通学時間が長くなる
・寮生活で生活リズムが変わる
・自由時間が増える
といった生活の変化も、1年次には重なります。これらが積み重なり、知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまうこともあります。
《1年次のつまずきは「失敗」ではない》
高専1年生のつまずきは、多くの場合
能力不足ではなく、
「環境と学び方の変化への適応途中」
です。
最初の定期試験で思うような結果が出なくても、それは「向いていない」サインではありません。むしろ、学び方を切り替えるきっかけと捉えることが大切です。
《周囲の大人にできること》
保護者や指導する立場の大人ができる支援は、決して特別なものではありません。
・「分からなくなるのは普通」と伝える
・完璧を求めず、短時間でも毎日復習する習慣を促す
・質問できる相手を1人決める
・1年次は「慣れる期間」として見守る
これだけで、2年次以降に大きく伸びる学生は少なくありません。
高専の5年間は長く、1年次はまだ入口にすぎません。
最初のつまずきをどう受け止めるかが、その後の成長を左右します。
「今はうまくいっていない」だけで、「この先もうまくいかない」わけではない。
そんな視点を、ぜひ大切にしたいものです。
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