こんにちは、すごい塾アプス校です。
共通テストまで残り30日を切りました。前の記事でも触れたとおり、共通テストの文系科目は、時間がタイトです。特に英語と国語は、配分を間違えると解き終わらないことも有り得ます。今回の記事では、共通テスト国語の解き方のコツを以下にまとめてみたので、参考にしてください。
《大問ごとの解き方の工夫》
第1問 評論
《評論読解チェックポイント》
・問題の文章を書いた人と問題を作っている人は違う→問題文は本文をもとに作られている=本文の中に解答の手掛かりがある
・語彙→本文・設問・選択肢で使われている言葉で意味が分からない言葉がないように
・一文ごとの精読 →主述の関係、修飾-被修飾の関係
・対比関係を掴む
➀ 何かと何か(例:日本と西洋)
➁ 時間軸(例:昔と今)
③ 意見(例:一般論と筆者の主張)
・因果関係の把握→何がどうだったから今こうなっている
・同格関係を見つける→言いかえ、繰り返しの表現)
・引用文がある場合、その性質を見極める→筆者の論を補強するのか対立するのか
・プラスとマイナスの識別→筆者の主張(+)とその比較対象(-)、肯定的な面(+)と否定的な面(-)
・接続詞→順接と逆接で場面の転換を見極める
・構文→肯定(AではなくB)、譲歩(たしかにAしかしB)
第2問 小説
登場人物の心理や状況は必ず本文に書かれているので、冷静に本文を追いましょう。
《小説読解チェックポイント》
・対比関係を掴む
➀ 誰かと誰か(例:AさんとBさん)
➁ 時間軸(例:昔と今)
・因果関係の把握→何がどうだったから今こうなっている
・同格関係を見つける→言いかえ、繰り返しの表現
・心情描写
➀ 心情語
➁ 登場人物の行動、しぐさ、セリフ
③ 情景(例;悲しいときに雨が降りだす)
・場面転換→心情、場面、状況、行動がどう変化したのかとその理由
第3問 資料読み取り
先に設問と選択肢に目を通してから資料を読み、答えを探す
第4問 古文
・設問を先に確認して解けそうなものから取り組む(単語、文法的意味)。
・複数テクスト問題では会話文や資料に目を通して、本文の理解のヒントに。
・意味の取れない単語が出てきてもそこで止まらない。わかるところから解釈を進めていくことが大事。ポジティブとネガティブどちら寄りの単語かだけでも判別できれば、文脈から推測可。
《古文読解チェックポイント》
・単語→問題演習の時は常に意味が取れない単語がないかチェックして、覚え直す
・文法→品詞分解を正確に。「文法的な意味を説明する」ときの要素抜けにも注意
(例:「過去」の「助動詞」「き」の「終止形」)
・係り結び、呼応の副詞などの定型表現
・敬意の方向の整理
・登場人物の整理→登場人物は誰か。その人たちはどういう立場で何をしているか。名前は出てくるけどその場にいない人、に振り回されない。
・古文常識→問題で直接問われなくても、知らないと情景が掴みにくい場合がある。(例)手紙、通い婚の制度、位階と官職、方違え、物忌み、病気、出家
・和歌の修辞→枕詞は暗記、掛詞、序詞、縁語、比喩表現はパターンに慣れる
・旧国名
・文学史→最低限、日本史で覚える作品名・作者(筆者)・時代・ジャンルは揃える。
第4問 漢文
リード文や本文の見た目を確認し、漢詩の有無や複数テクストの種類を把握する。
頻出漢字の読み・意味や句法は先に解いておくのも良い。
《漢文チェックポイント》
・句法→必須。漢文は書き下しさえ正確にできればその後は古文と同じプロセス。
・漢字→読み方と意味。置き字、送り仮名
・書き下し文の音読 →リズムを掴む。慣れてくると読むスピードが上がる
・漢詩→絶句と律詩、押韻、対句。どの音で押韻が起きているかは漢字知識でクリア
・古文ほどは背景知識に左右されないが、中国史や故事成語の知識があると少し読むのが楽
《現古漢共通》
・間違えた問題を「解説読んで終わりにしない」
→まずは、番号だけ見て「どこの文を読めばこの番号を答えにできるのか」を考えてみる
=問題作成者との思考のすり合わせ
→「何故その番号が答えにできるのか」見当が付いてから解説を確認する
・合っている問題も自分が答えを導いた道筋が正しかったのかを確認する
・文学史、古文常識、漢詩の技法は国語便覧を活用する!!
《最後の2択で間違えないための対処法》
消去法で明らかに違うものを切っていって、紛らわしい2択になってしまったとき、迷いますよね。そんなときは、まず両者を比較して「どこが違うのか」だけを見極め、その違いを軸に本文と照らし合わせて考えるのがやりやすい方法です。そこで大切なのが、「もしこの選択肢が間違いだとしたら、どこが間違いになるのか?」という視点で見ることです。2択で迷ってしまう人が選びがちなのは、本文の内容をうまくまとめていて、「確かに書いてあった」と感じる具体的な選択肢です。一方で、もう一方は抽象的で、「そんなこと言っていたかな?」と不安になる内容になっていることが多いです。実は、この場合、正解になりやすいのは抽象的な選択肢です。具体的な選択肢は、要素を一つひとつ分解して、「本文では本当にこう書いてあったか」「この要素同士がセットになるのは自然か」と確認していくと、ズレが見えてくることがあります。この視点でチェックすると、2択問題はかなり判断しやすくなります。
取り入れられそうな部分は取り入れて、共通テストに挑んでください!
焦ることなく、今の自分の解き方読み方を1つずつ点検して、自分にとってのベストな方法を確立させましょう。

