夏も近づく八十八夜

こんにちは、すごい塾アプス校です。
今日から5月がスタートしました!5月の陽気で思い浮かぶのは、「夏も近づく八十八夜~」の歌。小学校などで歌った記憶がある方も多いのではないでしょうか。茶摘みの光景を見たことがなくても、歌詞を覚えている人が多いこの歌には、「茶摘み」というタイトルがつけられています。

《“八十八夜”はいつ?》
歌の歌詞にも登場する“八十八夜”。今年の八十八夜は、5月1日です。立夏は5月5日なので、まさに立夏の直前です。4月までの昼夜の寒暖差が大きい気候が安定してくる5月にようやく種まきや茶摘みの最盛期を迎えることから、八十八夜は縁起のいい季節の節目として重要視されてきたのです。また、お茶だけでなく、末広がりの八が重なり米の字を分解すると八十八になることから、豊作をもたらす農の吉日としても認識されてきました。
八十八夜は日本独自の雑節で、八十八という数字は立春から数えた日数です。寒さとのお別れ。それはもう夏の始まりなのです。この八十八夜は古い言い伝えからできた暦日で、16世紀頃に伊勢暦に記載されるようになりました。そして、その数十年後に渋川春海が公式の暦として貞享暦に採用して以来、正式な日本特有の暦日となっています。

《一番茶・二番茶・三番茶は何が違うのか》
一番茶は中心の新芽とその下の2枚の若葉、「一芯二葉」を摘んだもので、昔から八十八夜に摘まれたお茶を飲むと病気にならないといわれてきましたとおり、若葉の精気をたっぷり含んだ生命力のあるお茶です。現在、一番茶の茶摘みの最盛期は4月中旬〜5月上旬頃とされています(地域による)。一番茶はまだあまり紫外線にあたっていないフレッシュな葉だけで作られるので、渋味や苦味の元となるカテキンが少なく、繊細で甘みのあるお茶です。例えば、玉露や煎茶などの高級品はこの一番茶で作られています。 
一番茶収穫の50〜60日後の6月頃に摘むのが二番茶、そして7月〜8月以降に摘むのが三番茶です。お茶の葉は摘む時期が遅くなるほどカテキンが豊富に含まれ、収量もふえていきます。
いよいよ新緑の季節。ずっと室内で勉強に励むのも良いですが、たまには外にお散歩へ出て、風薫る新茶を待ちつつ、まずはさまざまな新樹の放つ香りを存分に楽しんでみるのも良いのではないでしょうか?