【大学について調べてみよう!】学問発見~理・工・農学系編③~

こんにちは。すごい塾アプス校です。
人文科学・社会科学と続いてきた学問発見シリーズ。今回も、理系の生徒さん向けに理・工・農学系の学問分野やと実際の研究内容などについて書いていきます。自分の関心ごとから学問分野を知り、何を学ぶのかを知ってその先の大学を選んでいきましょう。

★関心ワード「鉄道」「情報処理」「天文学」
⇒電気・電子工学
電気・電子工学は、エネルギーと情報伝達媒体という電気の2つの側面を研究の軸とする学問分野です。電気工学は、電気の流れをエネルギーとして捉え、主に発電や電力輸送の制御について学ぶ学問です。そのほかに、太陽光発電や風力発電なども研究対象としています。電子工学は、電子を情報伝達媒体として考える学問で、コンピューターや半導体や電子機器などの製作の基礎となります。また、電気・電子工学の技術を医療分野など他分野と融合させた研究も進んでいます。
【電気・電子工学の研究事例】
・電気自動車駆動推進システムの研究(明治大学理工学部)
・電気自動車の充電器容量に応じた充電需要の変化(神奈川大学工学部)
・壁面設置両面受光太陽電池の性能評価(宮崎大学工学部)

★関心ワード「プログラミング」「カメラ」「VR」
⇒通信・情報工学
通信・情報工学とはコンピューター、情報、通信などに関するあらゆる技術を研究する学問です。インターネットの普及と通信技術やモバイル端末の進歩により情報のネットワークが一気に拡大する中で主に情報の高速化・大容量化・モバイル化に関する技術開発を担っています。通信・情報工学の主要な研究分野は次の3つに分かれます。1つ目は、コンピューターのハード・ソフトと通信・情報処理を総合的な観点から学び、情報技術の向上や環境について考える分野です。2つ目は、「情報とは何か」という問題から情報の扱い方を検討し、それを確率・統計、情報理論、ソフトウェアの研究に生かす分野です。3つ目は、情報の産業部門への応用を図る分野で、管理工学・経営工学などと関連が深く産業分野で情報を利用するためのシステムや機器の開発も行います。
【通信・情報工学の研究事例】
・自動走行車いすの実世界環境認識とその安全走行への応用に関する研究(名古屋大学工学部)
・モバイル端末を用いた電力使用量監視システムの開発(中京大学工学部)
・次世代無線LAN(WiFi)ネットワークのシステム制御技術に関する研究(三重大学工学部)

★関心ワード「地震」「住まい」「デザイン」
⇒建築学
建築学は、芸術と融合した科学として、機能性・快適性・強度・安全性、環境にあったデザイン性を備えた建物を作る知識と技術を研究する学問です。最近では、防災という観点から耐震性・耐火性・耐久性などその構造の強度や安全性も特に重要な要素となっています。建築学で研究するのはもちろんデザインだけではありません。「計画系」では、建築設計を軸に建築史や建築計画、都市開発など建築物や街のあり方を研究します。「構造系」では、防災の観点から建物の耐震構造や建築材料の性質や強度など具体的な技術や材料について学びます。「環境系」では、建築物と光、音、空気、自然環境などとの関係を研究します。建築物の設計には、これらのそれぞれの分野の総合力に加えて空間表現力、デザイン力などが求められます。
【建築学の研究事例】
・木造建築物における階数別の耐力分布の構築(宇都宮大学地域デザイン科学部)
・超高層マンションにおける居住者間の繋がりに関する研究(筑波大学人間総合科学研究群)
・音の通り感および客席とステージの距離感と関係する因子-大阪の中小規模ライブハウスの実態と評価(大阪市立大学工学部)

★関心ワード「社会」「ヨーロッパ」「建築」
⇒土木・環境工学
土木工学は社会と暮らしを支える学問で、道路・鉄道・橋といった交通施設、発電所などのエネルギー施設、河川海岸の堤防やダム、上下水道やガスなどのライフラインを構築する技術を研究します。建設のための技術だけではなく、その前提となる計画・調査・設計の知識や建設後の管理・運営の技術や知識も習得します。
環境工学は、自然環境と人間生活との調和を図りながら社会システムを形成することを目指す学問です。居住環境の問題から都市環境、さらには地球環境の問題までが研究対象となります。工学的な知識はもちろんのこと、社会学的な知識など幅広い知識からのアプローチが必要となります。
【土木・環境工学の研究事例】
・ため池の改廃に伴う水利ネットワークの変化が管理組織にもたらす影響(大阪公立大学農学部)
・水害発生時における住民の行動と情報入手に関する研究(秋田大学理工学部)
・気象データによる水資源量の検討 -神奈川県内の4地域を事例として-(日本大学生物資源科学部)

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理・工・農学系編はまだまだ続きます。お楽しみに!