【大学について調べてみよう!】学問発見~人文科学系➀~

こんにちは。すごい塾アプス校です。
以前のブログで、高2生のこの時期の勉強法について記事を書きました。
高2生はそろそろ文理選択の時期ですね。文系理系がはっきり定まっている人もいれば、どちらに進もうかまだ迷っている人もいるのではないでしょうか?文理選択は、大学受験において、最初の選択になります。文系に進むか理系に進むかでは、大学で学ぶことはもちろん、取れる資格や職種も変わってきます。
文理選択で迷っている人は、まず自分が今何に関心をもっているのかから考えてみましょう。「経済」「海外」「音楽」「物語」など、身近な関心ごとが大学で学ぶ学問につながります。まずは自分の関心ごとから学問分野を知り、学ぶことを知ってその先の大学選びをを進めていきましょう。
今回の記事から何回かに分けて、キーワードから学門分野や学部紹介の記事を書いていきます。参考にしてみてください。

★関心ワード「文化」「ことば」「文学」
⇒日本文学
日本文学の研究では、古代から現代までの様々な時代の日本の文学作品と作家についてや、表現技法・言語的な特徴などを研究対象にしています。その研究内容は、特定の作家や作品について研究する文学研究と複数の作品・年代にまたがって日本文学の流れ全体を研究する文学史研究に分かれます。
【実際に大学で行われている日本文学の研究】
・「〈大衆〉が求める物語の構造―何を、どのように、誰に向かって語るのか?」(早稲田大学文学部)
・夏目漱石研究─漱石作品における色と空間(中央大学文学部)
・日本古典文学と日本語史の共同研究(日本大学文理学部文学科)

★関心ワード「アメリカ「ヨーロッパ」「小説」
⇒外国文学
外国文学の研究では、その表現技巧や詩的言語を分析し、歴史・思想・宗教・心理学などの視点からさまざまな読解の可能性を探ります。ジャンルは小説・戯曲・評論と多岐にわたり、映画や歌などの芸術作品も対象となります。国や言語によって文学作品の意図と表現がどのように異なるかを比較研究することもできますし、その作品を糸口にその文化圏の社会を研究することもできます。作品で描かれる情景から自然・文化などの事象を追究する研究も盛んです。
【実際に大学で行われている外国文学の研究】
・ポストヒューマンの文学・映像表象と日本の影響についての研究(国際基督教大学)
・小説『トレイン・スポッティング』におけるレントンの「怒り」について(明治大学)
・負の遺産が未来を拓くとき―受け継がれた『アンネの日記』 (津田塾大学)

★関心ワード「戦国時代」「戦国武将」「世界」「仕事」
⇒史学・地理学
文学は、文献や史料をもとにさまざまな時代を立体的に再現する学問です。歴史的な文献や史料を解読分析し、過去に起こった社会的・文化的な人間の営みや社会構造を探究します。地理学は、地形・気候・風土・産業・交通などのさまざまな条件が人間の暮らしや社会に与える影響を考察し、現在未来に役立てようとする学問です。地理学では、環境問題や防災計画などにアプローチする実践的な研究も行われています。
【実際に大学で行われている史学・地理学の研究】
・陰陽道の成立(早稲田大学)
・自由主義国家アメリカと禁酒運動及び禁酒法〜世界唯一”禁酒”が行われた国「アメリカ」(明治大学)
・観光地における宿泊施設の空き家化がもたらす影響(駒澤大学)

★関心ワード「神」「異文化」「価値観」
⇒哲学・倫理・宗教学
これらは、人間・世界・生きることなど人間と人間に関わる事象の本質や問題点を追究していく学問です。「哲学」は、哲学思想を土台に人間の存在や人生の根本的な原理について研究し、自分なりの答えを考えていきます。「倫理学」では、「人と人とのかかわり」を軸に道徳心や善悪など人間としての規範や原理を学びます。「宗教学」では、神の存在や心理や、宗教が社会に与えた影響などを研究していきます。
【実際に大学で行われている哲学・倫理・宗教学の研究】
・『確実性の問題』における「間違い」について(東洋大学哲学科)
・ドラえもんがやってくる前に私たちが身につけるべきものは何か~労働におけるAIと人間の未来~(法政大学哲学科)
・神話における男性性と女性性 -「ヒーローの旅」と「ヒロインの旅」の非対称性について-(筑波大学人文文化学類)

文理選択、大学選択、勉強法…勉強に関する悩みがあるひとは、気軽にお近くの校舎までご相談ください。受験方式について悩んでいる方や、学校推薦型・総合型選抜の受験をしたい方もぜひ(*’▽’)
次も、人文科学編です。お楽しみに!