新課程とは?

2022年4月高校1年生から新学習指導要領がスタートし、2025年度から新学習指導要領に対応した大学入試が始まります。大学入学共通テストの教科・科目の再編など、大掛かりな変更があるので、ポイントを確認していきましょう。

《新学習指導要領の三つの柱》
今、世界はめまぐるしく変化していて先を見通すことが難しい時代となっています。そんな時代を生き抜くために、「生きる力」を身につける。こうした思いを反映し、新学習指導要領では「知識・技能」だけでなく、「思考力、判断力、表現力」なども含めた「資質・能力の三つの柱」をバランスよく育むことをめざしています。
・知識、技能 → 生きて、働く力
・思考力、判断力、思考力 → 未来の状況の変化に対応する力
・学びに向かう力と人間性 → 学んだことを自分の人生や社会に生かす力

《教科・科目の再編》
1.国語
「現代の国語」「言語文化」(日本の言語文化への理解を深める科目)が必履修科目に。
2.地理歴史
「地理総合」と、近現代の歴史を学ぶ「歴史総合」を新設(いずれも必履修科目)。
3.公民
必履修科目「公共」を新設。(旧課程の「現代社会」にあたる)
4.数学
数学III、数学B、数学活用の内容の一部を移行して「数学C」を新設する。
5.外国語
単語数が最大700語増。「英語コミュニケーション」で4技能育成に総合的に取り組み、「論理・表現」で書く・話す練習を重点的に扱う。
5.情報
必履修科目。「情報Ⅰ」ではプログラミングの基礎を扱う。

《共通テストはどう変わる?》
2025年1月に実施される共通テストでは、新教科「情報」を加えた7教科21科目に再編されます。「地理歴史」「公民」では、出題科目が大きく変わるので社会を2科目受験する場合は組み合わせに注意が必要です。数学②では「数学II,数学B,数学C」の1科目となって試験時間が70分に延長されます。国語では試験時間が90分に延長され、、問題構成と配点も変更されます。
2022年11月には大学入試センターから「試作問題」が公表されているので、どのような問題が想定されているのかについても確認しておくとよいでしょう。

参考:大学入試センターHP 令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等